
今回は
光明皇后について語るつもりでしたが、
ちょっと
当時の装いというか
髪型について少し紹介したいと思います
とはいえ、ワタシは決して
美容師ではありません
髷(まげ)とかの髪型がどんな風に出来上がるのか??本当に地毛だけで結えるのか??興味津々な訳です!
まずは、こちらから

樹下美人は「大仏開眼」での光明皇后とよく似ています。

髪を顔の左右に垂れ下げ肩の所から梳き上げます。
後ろの髪も同じように上げて頭頂部で纏め
巻き上げるように結います。
双髻(そうけい)は孝謙天皇(阿阿倍内親王)でしょうか?

真ん中から分けた髪をそれぞれ梳き上げて
それぞれ鐶(かん・輪)を作って括ります。
高髻(こうけい)は鬢(びん・左右側面の髪)を残し
他を高く一束に梳き上げて双鐶(そうかん)の形にして

根元を十文字に巻き付けます。
鬢は肩の辺りから折り返して耳の所を赤紙で包みます。
これらの髪型は唐の影響を受けていた模様です。後の平安時代が美女の証とはいえ
上流貴族は垂れ髪ばかりだったのに比べても
この頃の髪型はバリエーションが豊かです。
奈良時代恐るべしっ!
因みに、額と口元に差してあるのは
「花子」 (かし)

と呼ばれる
紅で描いた模様ですそれでは
「イェモン式奈良美人図(?)」 をどうぞ


次回は忘れずに
光明皇后の生い立ちを
語りたいと思います

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