後嗣に悩んだ女帝―後桜町天皇―
関東地方の今日は冬に逆戻りと間違えるような
寒い曇り空の一日でした。
異母弟の後桃園天皇に譲位したのも束の間
当の天皇が22歳の若さで急死してしまい
後には欣子(よしこ)内親王しかおりませんでした。
慌てて後嗣を定めなければならなくなって
天皇家の血筋を引く閑院宮(かんいんのみや)家の
祐宮(さちのみや)を後桃園天皇が指名したことにしました
こうして立太子した師仁(もろひと・後に兼仁ともひと)という名前の
祐宮はその時9歳でした。
光格天皇です。
光格天皇の元へ後桃園天皇の遺児欣子内親王を中宮に迎えるなど
後嗣問題について常に気を配っていたようです。
典型的な「中継ぎ」天皇であった後桜町天皇ですが
誰よりも天皇家の行く末に心を砕いていました。
その後現在に至るまで
女帝は一人も即位していません。
今後はどうなるのか分りませんけど
ワタシが生きている間は
女帝の出現は有り得ないだろうと思います。
ところで、今回のお話の登場人物たちは
その名前に「桃」とか「桜」とかが付いていて
今の季節にピッタリ(?)などと
一人で勝手に思い込んでおります。。。(o__)o
| 家族の徒然 | 19:17 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
お家柄?・・・
こんにちは
昔の天皇家の家系について調べ始めると
面白くなり止まる事を忘れ つい没頭して
しまいます・・・
家と家とのつながりには 興味をひかれたりして!
古くから源氏や平家 後には徳川家との関係は
とても興味がありますねぇ。
| そらまめ | 2010/03/29 15:43 | URL | ≫ EDIT