ちょっと寄り道しませんか?

家事に仕事に時々介護!たまにはゆっくり歴史も語りたいよね~

やんごとない

今度の日曜日は「立冬」という事でいよいよ冬突入な訳ですが
小春日和を通り越して昼間は汗ばむような陽気が続く関東です
本当に季節の移り変わりが分かり難くなってきてますね~

柳原白蓮こと本名燁子ですが1885年(明治18年)の生まれで
父は華族の柳原前光伯爵ですが母親は正妻ではなく
妾の一人だった(複数居たであろう事がムカツキますが)
没落士族の娘で柳橋の芸妓になっていた奥津りょう
この時点で既に今の我々には付いていくのが大変な気分です

この柳原という苗字に見覚えありませんか?

そう!あの!大正天皇の生母である柳原愛子典侍は父の妹
つまり天皇陛下の従妹になるわけです
大層やんごとないお生まれなんですね!!

生まれてすぐに本邸に引き取られ正妻の次女として入籍され乳母の元で育てられ
9歳の時に遠縁にあたる子爵・北小路隨光(きたこうじ よりみつ)の養女となって
養父隨光が女中に産ませた息子資武(すけたけ)と結婚することが決まりました

13歳で族女学校(現・学習院女子中等科)に入学します

同居する後の夫となる資武は7歳の年長ですが嫉妬深く
燁子が他の男と同席するだけで暴力を振るっていたといいますから
とんでもないDV野郎だったわけです

燁子は怖がってイヤがりますが当時「親の決めた相手と結婚」するのは
当然の事というか揺ぎ無い決定事項だったので帰る家も無く
15歳で妊娠したので学校も退学して結婚式を挙げました

この時代は男子17歳女子15歳で親の同意があれば結婚できましたが
今の男子18歳女子16歳に比べると親の同意はもとより
「本人の意思」については考慮されない場合が多々あったと思います

特にやんごとない身分であればあるほど
本人の自由意志なんぞは「何それ?美味しいの?」くらいに
打っちゃられている場合が殆どだったのでは?

その点では好いた・惚れたでくっ付いたり離れたりした
庶民の男女のほうが遥かに自由だったんだと思います。

最近では某やんごとない家系のお姫様が
長年の想いと遂げられてご結婚されましたが
あの記者会見(?)には驚かされましたね!

国民に苛められたから病気になったじゃない!って
宣言された時にはおクチあんぐりしちゃいました

あれだけ言いたい事を一方的に言い捨てて
勝ち誇ったようなお顔はちょっとインパクト強すぎました

まぁ、それでも渡米なさって過ごされるそうですから
どうかお幸せに・・・と言っておきましょう

お祖父様の訃報はお悔やみ申し上げます
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