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愚痴や気が付いた事等を書いていきますのでちょっと寄ってってね♪

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蜉蝣の様に儚く散る―右大将道綱の母―

自分以外の女に夢中になっている男を
振り向かせるにはどうすればいい?


男が喜びそうな「エサ」で釣るというのも一つの手かもしれません。


あまりにも訪れのない兼家と
年頃になってきた息子の姿を見て
道綱の母は養女を貰って育ててみようと思い始めます。 206


丁度いい塩梅という訳ではありませんが
以前兼家が浮気をした相手に女の子が生まれています。
調べてみると母親は落ちぶれてになっている。
兼家には内緒で話を進め、いざ、やって来るというその当日・・・ 481


久しく来なかった兼家が突然の訪問。451
隠していたかったのですが、とうとう養女を貰ったと打ち明け
一緒に対面します   ゴタイメ~ン

女の子の素性が昔見捨てたわが子と知って
サスガの兼家も感激ヒトシオ。 涙涙
道綱の母も「これで兼家はまた来てくれる」と思ったでしょう415


そう甘くはナイっ   やっぱり訪れは稀です。 263


隣家が火事269にあっても見舞いの品物や使者を寄越すだけ・・

それでも、たまに泊まりに来た兼家の姿を見ると 
「男盛り」352の貫禄に思わず見惚れてしまいます。
ひきかえ、自分はというと、
若い頃「三美人」の一人と言われていたものの 
容色も衰え、やつれた老婆のようです。510

「これでは若い女に心変わりされても仕方ない」
あきらめも出てくる。


その後、近所で家火事が相次いだ事もあって
父親の別邸に引っ越そうと考え、兼家に相談しようとしますが
「物忌みなので行けない」と言われ
それなら―と独断で引っ越してしまいます。 449
一度会って話をしたい気持ちもわかりますが、 「手紙で知らせる」方法もあるのに。。。ねぇ

兼家も怒って「もう行かない」359と宣言します。
そのくせ、仕立物だけは相変わらず頼んでくる
突き返そうとしますが、侍女になだめられて仕立ててあげる。
(ワタシなら“頼られてる”と思い、喜んでやってあげますけどね。単純だから。)


最愛の息子道綱が流行病の痘瘡(もがさ・天然痘)に罹った時も
本人は見舞いにやって来ません。
何故なら
今夢中の愛人『近江』に女の子が生まれたんです。 あかちゃんマン
いつもなら嫉妬に狂う道綱の母ですが
以前のように心に波が立たない466    何故でしょう?


以降は息子道綱が恋の相手に出す手紙349(歌)を添削してやったり
養女となった女の子の結婚問題513に頭を悩ませたりしています。


波乱万丈の夫婦生活を兼家と戦ってきた
道綱の母も40歳を目前にして
心静かに余生を過ごそうと望んだのでしょう。365


今では40歳といえば「人生の半分」星半分ですが
当時の平均寿命は50歳に届くかどうか
つまり彼女も“初老”と呼ばれる年代になったのです。


あと一回だけ   続きます。

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意地を張るのも良し悪し―右大将道綱の母―

「夫が浮気をしたら」現代の妻なら実家に帰る?
それで迎えにきたら「やっぱ愛されてるぅ」266と一緒に戻るんでしょうか。
ワタシは20年も前に実家に戻ってから誰も迎えに来てくれず、 orz
それ以来ヨメにも行っていないので、良くわかりませんが・・・・・


浮気された面当てに「長期山篭り」に入った道綱の母ですが
当時の女性は「家の奥深くに隠れていて人前に姿を見せない」とはいえ家
オクサマ方は結構外出をして(勿論、牛車で顔は見えない)寺詣でが流行っていました。


でも、政界のトップを目指す兼家の妻としての立場を考えれば
今回の「お篭り」、非常に外聞が悪い 399
夫の浮気が原因でもしこのまま出家したり、自殺してしまったら ガーン
大変なスキャンダルになります。
現代にもそういうイヤガラセをするオクサマが何処かに居るかも。。。コワッ 330



慌てて、物忌み中にも関わらず後を追ってきた兼家ですが 
気の強さでは天下一品の道綱の母です。おかあさん
息子が寺の石段を行ったり来たりして
お互いの言い分を取り次いで(兼家は物忌みで車から降りられない)ヘトヘトになっても平気です。 351
兼家も怒って帰ってしまいます。 怒り


後日兼家が寄越した家司(けいし・従僕)の態度が気に食わないと憤慨したり火山爆発
時姫の長男の道隆が訪ねてきても一向に帰ろうとしません。

余談ですが、この道隆は後の一条天皇の中宮(皇后)である定子うちの姫の父親です。
定子の女房(女官)の一人があの有名な清少納言です。
そしてまた、大変な美男子345としても浮名を流した人です。


訪ねて来る人は皆来てしまい
結局、意地っ張りな自分だけが取り残されてしまう。。。
追い帰したくせに、都が恋しくて帰りたくてたまらない409
だから、山篭りに必要な物を届けてくれた友人に対して
「余計な事をした」と舌打ちをしています。412

心配した父親が任地から都へ上る途中に立ち寄り
下山を勧めてくれるたのを幸いにやっと都へ帰るきっかけが出来ました。 ♪


「二日後に迎えに来るから」と一旦帰る父親を見送った矢先
入れ違いに兼家がやって来て、有無を言わさずに帰り支度をしてしまいます。
こうなってはココには居られません。
呆然と牛車に乗り込み、都へと帰り着いたのです。 



ところがっ、


せっかく迎えに来てくれた夫
強引に攫うように連れ帰ってくれたというのに
またしても406


「今日はこの家の方角は縁起が悪い」と言い出します。
(この時代は暦によって出掛けてはいけない方角があり、そういう場合は違う方角にある家に泊まって別の方向から出掛けるのを方違えといいます)

「方違えをするので一緒に行こう」音符と誘われても
自分が縁起が悪い訳ではないからと断ってしまう。


相変わらず勝手ですねぇ
連れて行ってくれるんだから 
一緒に行けば万事丸く収まるのに・・・・


と、思いません??ため息



続きは また。

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